橋下氏「入試実施なら対抗措置」 大阪市教委をけん制

 大阪市立桜宮高の男子生徒自殺問題に関し、橋下徹市長は17日の記者会見で、自身が打ち出した同校の体育系学科の入試中止方針を市教育委員会が拒否した場合、予算面で対抗措置を取る考えを示した。
受験生の混乱を懸念し中止に消極的な市教委をけん制する狙いがありそうだ。

 また桜宮高の体育系部活動で顧問を務める全ての教諭について、異動せずに2013年4月以降も同校に残れば、給与などの人件費を執行しない意向も明らかにした。

 橋下市長は「予算執行は僕の権限だ」と強調。
「体育系クラブの顧問の総入れ替えは絶対に譲れない。もし13年度もいるとなれば人件費は執行しない」と語った。

2013/01/17 19:49 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013011701001810.html