まず、「大阪都妄想」なるものは、根本的に矛盾している。
そもそも、道州制を目指すなら、廃止するのは、大阪「市」ではなく、大阪「府」のほうではないのか?

そして、政令指定都市の大阪市を廃止すれば、二重行政廃止どころか、
「府」「一部事務組合」そして「特別区」の三重行政となるのではないのか?
住所も変わる。

しかも、3つの新庁舎建設など初期コストに、600億〜700億もかかるといわれる。
(+毎年経費も)
高コスト、高リスク、低リターン。
「大阪都妄想」には、利点がない。

二重行政とやらを解消する方法はいくつもあるが、
いわゆる「大阪都妄想」が一番高コスト。
そして一番高リスク。
なのに一番低リターン。