9月6日に通常の1000倍以上という大規模な活動が観測された大型の「太陽フレア」ですが、
9月11日00時(日本時間)にも再度大型フレアが観測されました。
これにより、再び人工衛星やGPS、送電線への影響が懸念されています。
 
今回の太陽フレアはX線等級がX8.2と、
前回の最大規模の太陽フレアには劣るもののかなりの規模。
情報通信研究機構によると、これは太陽面の西側に位置する「黒点群2673」から発生したそうです。
 
これにより、高エネルギーのプロトン粒子(陽子)やコロナガスが放出され、
日本時間の9月12日未明から午後早くに地球に到達することが予測されています。
そして前回と同じく、通信衛星や放送衛星などの人工衛星への障害、
GPSなどの測位システムの誤差の増大、さらには送電線への影響が心配されているのです。
 
なお最近頻発していた活発な太陽活動ですが、
今後は黒点群が太陽の反対側に移動することから地球への影響は少なくなっていく見込みだそうです。


大型太陽フレア、9月11日に再観測 コロナガス地球到達は本日の見込み (sorae.jp) - Yahoo!ニュース
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