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日航と静岡県が和解 運航支援金請求訴訟

 日本航空が、撤退した静岡―福岡線の運航支援金が未払いだとして静岡県に約1億5300万円の支払いを
求めた訴訟は17日、東京地裁で和解が成立した。県が日航に和解金として約1億5千万円を支払う内容。
 東京地裁が先月、県と日航に和解勧告、県は日航が撤退を通告した以降の支援金に当たる約300万円が
減額されたと評価し、日航も受け入れを表明していた。
 県と日航は2009年6月、同路線の就航に際し搭乗率が70%を下回った場合、県が1席当たり1万5800円を
支払う覚書を交わした。日航は撤退した10年3月までの搭乗率が約65%だったため支援金を請求したが、
川勝平太知事は一方的な撤退は覚書に反すると拒否したため、日航が提訴した。
 川勝知事は「これまで以上に協力関係の構築に取り組み、静岡空港の一層の利用促進に努める」との
コメントを発表。日航は「チャーターなどで静岡空港の発展に協力したい」とした。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E5E2E3878DE3E5E3E2E0E2E3E39191E2E2E2E2