「受け皿になれず」 河村市長「減税」敗戦の弁

 日本未来の党に合流した減税日本代表の河村たかし名古屋市長は17日午前、衆院選から一夜明けた定例会見で、
減税系の候補が当選できなかったことについて「第三極の受け皿になりえなかった」と振り返った。
 河村市長は、減税日本として選挙を戦えなかったことを「残念。総理を生むような大きいグループつくろうと思って
やってきたが、しょうがない」と説明。敗因は「考えないことにしています。庶民の生活を守るため、常に戦い続けます」
と述べるにとどめた。
 減税系前職らの落選で国会との直接のパイプが消えた形となることについては「いっぺん(落選者らと)話し合いたい。
もう一回戦おうと言っていた」と明かし「『庶民革命』をやる意識は一致しており、そういうところで一つの勢力をつくって
いけると思う」と見通しを語った。
 民主の惨敗には「民主党がやってきたことへの市民の怒り。消費税を上げない約束を破った」と指摘。「民主と自民は両方とも
『増税大魔王』。政権交代しても不幸な選挙だった」と述べた。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012121790131749.html