三重・鈴木知事、職員給与削減案を提出 

 三重県の鈴木英敬知事は3日、自身の給与を3割削減、ボーナスを半額にし、
退職金4300万円を受け取らない条例案を県議会に提案した。可決されれば
7月から適用し、年収は約1374万円となり、全国の知事では最低額となる。
 ほかに副知事の給与は15%、副知事以外の特別職と部長級は10%、次長、
課長級は8%カットする。対象は約800人で、2年間の削減で生み出した
6億6千万円は、東日本大震災の被災地支援や県内の防災対策に充てる。
 自身や職員の給与削減は、鈴木知事が4月の知事選で公約に掲げた。今回、
教職員の管理職は調整が付かなかったため、提案を見送っている。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011060390115100.html