(以下、法螺話)
私は仔細あってレバノンに関わりました。
シリアのプレゼンスが巨大だった頃の話です。
国連加盟国であるレバノンが、隣国シリアからの人的侵略や、要人暗殺、選挙への暴力的介入、
軍事介入等を受けている事を国連に散々訴えましたが、誰も聞く耳を持ちませんでした。
ただ、イスラエルが絡んだ紛争が起きた時だけは、国連軍が駐留しましたが、何の役にも立ちませんでした。
国連だの国際社会だのと言われているものは、その程度なんです。
日本が小さく、存在感の無い国になったら、隣国からどんな非道をはたらかれても、
誰も助けてくれなきゃ、話も聞いてくれないんですよ。
レバノンはちょい前までは、最も成功した金融大国の一つだったんです。
今の日本がどんなに世界的なブランドでも、落ちぶれたらレバノンコースになるんです。