JAXA移転反対 相模原で署名活動 地元商店街ら呼び掛け

JAXA相模原キャンパス移転に反対する署名活動が11月15日、淵野辺駅前で行われた。
政府が掲げる地方創生戦略の一環で、同施設が地方移転の対象に含まれていることから、地元商店街「にこにこ星ふちのべ協同組合」らが中心となって、現在地での事業継続を国に要望する。
小中学校PTA連絡協議会や自治会連合会、商店連合会など各団体にも協力を求め、年内10万人を目標に署名を集めて来年、政府へ届ける予定。
同商店街は1989年のJAXA移転に伴い、「銀河をかけるまち・ふちのべ」を街づくりのテーマに据え、はやぶさグッズの開発、一時は予算削減で存続が危ぶまれた「はやぶさ2」プロジェクト応援企画、
宇宙観察会など数々のイベントを実施し、JAXAと良好な関係を築いている。
商店街理事長の茅明夫さんは「銀河連邦共和国にも協力いただくことができそう。JAXAが相模原にあることの意義を訴えたい」と話す。
署名した市内在住40代の男性は「相模原キャンパスの特別公開には子どもを連れて行く。宇宙への興味をかきたててくれる場所が身近にあることは大切だし、商店街も盛り上がっている。応援したい」と話す。
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