朝日新聞より

「入札が不透明」 調査求める文書
2011年06月21日

 つくば市が2008年に発注した業務委託の一般競争入札で、いったん落札業者が決まったものの、後日の市の発表で、
 26%増しの価格で別の業者が落札したことに変更されていたことがわかった。これを受け、超党派の市議10人が
 「不透明な入札が行われている」と公正取引委員会に訴え、調査を求めた。
 問題の入札は街路維持管理を委託するもので、08年4月16日にあった。予定価格は9千万円で、3社が参加し市内の
 建設会社が5948万円で落札。結果は業界紙に掲載された。
 しかし、市は後日、市内の別の業者が7500万円で落札したと公表した。金額にして26%、落札率は66%から83%
 に上がったことになる。