ワイルズによるフェルマーの最終定理の証明と
相談相手のニック・カッツ教授の関係だね

(参考)
https://sendatakayuki.web.エフシー2.com/etc6/syohyou490.html
サイモン・シン著 青木薫訳 「フェルマーの最終定理」 
新潮文庫(2006年6月)  (新潮社単行本 2000年)
17世紀フェルマーによって提示された数学界最大の難問を、20世紀末に天才数学者ワイルドが完全証明にいたるサイエンス・ストーリ

6) ワイルズ7年の秘密裡の研究

1993年ワイルズはその幾何学的性質について専門家に意見を聞くことにした。その相談相手はプリンストン大学のニック・カッツ教授であった。検討すべきワイルズの内容が膨大であったため、ニック・カッツ教授は大学院生を対象とした講義形式を採用した。講義名は「楕円曲線の計算」とした。こうしてニック・カッツ教授はコリヴァキアン=フラッハ法の適用には誤りはないことを保証した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%AE%9A%E7%90%86%E3%81%AE%E8%A8%BC%E6%98%8E
ワイルズによるフェルマーの最終定理の証明

証明の発表と最終的な証明 (1993–1995)
証明の発表の後、ニック・カッツがワイルズの論文の査読を行うレフェリーの一人として指名された。カッツはレビューにおいて、ワイルズに証明に関する様々な質問をしたが、そのうちにワイルズ自身も認めるギャップが証明に含まれることがわかった。証明の重要な箇所(ある種の群の位数に上限を与える部分)の誤りであり、コリヴァキアン=フラッハ法を拡張するのに使用したオイラー系(英語版)が不完全だったというものだった。