>>622

到達目標の座標を(a,b) とした時、φ=(√5+1)/2を用いて、

φ^(-|p-a|-|q-b|)  :p≦a、または、q≦b の場合
φ^(+|p-a|+|q-b|)  :p≧a、かつ、q≧b の場合

のポテンシャルを設定する。

すると、3つ並んだ格子点(x=aあるいは、y=bの直線は跨がない)のポテンシャルの間には、
最も大きいものが、他の2つの和になるという性質を持つ。

Σ[m=0,∞]Σ[n=0,∞]((√5+1)/2)^(-m-n)=((√5+1)/2)^4=(7+3√5)/2=6.8541...
に注意すると、目標座標(a,b)によっては、第ニから第四象限のポテンシャルの総和が 1 を越えないことがある。
そのような場合は、第ニ、第三、第四象限の全ての格子点のポテンシャルの和が、第一象限内のたった一つの格子点(a,b)
のポテンシャルを下回る。