いま、箱を下記重川の確率変数の族 (Xt) で、Z+={0,1,2,・・・} として
t の代わりに nを用いて、 (Xn)を考える

簡単に、 独立同分布IID(下記)とする
箱が有限の場合から考えよう
公正なサイコロの目を入れれば、各i (0 ≦i ≦n)で確率P(Xn)=1/6

そして、n→∞ で、任意のi∈Z+={0,1,2,・・・} において
確率P(Xi)=1/6である

さて、しっぽの同値類を考える
箱が有限の場合には、基本的には、しっぽの同値類は、最後の箱で決まる。最後の箱の数が一致すれば、二つの列は同値
いま、箱に任意の実数をでたらめに入れるとする。これは、下記White noise(ホワイトノイズ)に相当する
有限列で、最後のn番目の箱の数が一致したとして、一つ手前n-1番目の箱の一致する確率は0。つまり、決定番号がn-1以下の確率は0。決定番号がnの確率は1

箱が無限の場合は、n→∞を考えれば、決定番号n→∞になる
そして、一つ手前も n-1→∞となる
これの意味するところは、箱入り無数目の決定番号の数当ては不成立ということ
一見、決定番号が有限の数が得られそうに思うが、可算無限長の列では、n→∞、n-1→∞となるので、箱入り無数目の数当て不成立です!
以上

つづく