>>155 補足
> 5.よって、Zermelo構成でのω、つまりは空集合を出発点として
> ペアノシステムにより、シングルトンのωが存在し、これはシングルトンの可算無限重の集合と解釈できるってこと

Zermelo構成でのωについて、もう少し考えてみよう
1.(下記の)時枝問題のように、可算無限個の箱というものを考えることができる
2.同じように、可算無限個の棒の列、|||・・・も考えられる
3.同じように、可算無限個の括弧 } の列、}}}・・・も考えられる
4.括弧の向きを、逆転させれば、・・・{{{
5.上記3と4と空集合Φとから、・・・{{{Φ}}}・・・ (=可算無限重シングルトン)ができる
  これは、>>154での{・・{{{Φ}}}・・}(=n重シングルトン)の
  lim n→ω の極限と解釈できる
6.まとめると、”可算無限個の箱”を認めれば、その流れで、
 「・・・{{{Φ}}}・・・ (=可算無限重シングルトン)」が理解できるってことな

(参考)
過去スレ20 再録 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/2-7
時枝問題(数学セミナー201511月号の記事)の最初の設定はこうだった。
「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる.
実数列の集合 R^Nを考える.
s = (s1,s2,s3 ,・・・),s'=(s'1, s'2, s'3,・・・ )∈R^Nは,ある番号から先のしっぽが一致する∃n0:n >= n0 → sn= s'n とき同値s 〜 s'と定義しよう(いわばコーシーのべったり版).
(引用終り)