>>700-701
まず最初に、あなたは最終節をすべて読んだのでしょうか?それとも最初の3頁ぐらいでしょうか?
もし後者なら最後まで読んだ上で質問なり、あなたの理解・意見・感想なりを述べてください

では、私なりの理解・感想・意見などを簡単に述べてみます
まず、望月の同義反復的解決の「〜的」とは、同義反復「による」解決ではなく、「〜みたいな」、「〜一見そのように見える」ぐらいの意味です
ですから厳密な意味で∈-loopsもしていません。そのように見えるということにすぎず、数学で数学のアナロジーを語っているにすぎません

speciesやmutations、挙句の果てにはobservablesなんて語も出てきます。トンデモのおいしい食材のオンパレードです
で、この最終節は何のためのものかというと、単遠アーベル的復元/構成の論理学みたいなものです
それを集合論的に書こうとしたもので、実際は望月流の圏論=IU幾何、IU形式主義です
speciesがデータや圏、mutationsが関手に相当します

私も最初はあなたと同じくなぜAFAなどを考えないのかと思いました。しかも謝辞に佐藤憲太郎氏の名が出ているので当然そう思います
しかし、書かれていることは初期構想からあった望月の着想や「願望」と、IUTで記述されている論理のそれっぽい説明にすぎません
まともに取り合っていいのかよく分からないシロモノです。

この最終節をBなどは「基礎論を刷新するもの」と捉えているようです
彼はだいぶ前にTwitterで西田哲学の絶対矛盾的自己同一を書いていましたが、その前後でこの最終節に触れていたと思います