>>193
>小生?ちゃんと読みましたよ、何種類か

http://aozoragakuen.sak ura.ne.jp/suuron/node29.html
青空学園数学科 数論初歩 20190127
(抜粋)
1のn乗根
α^n=1なので,(2.25)において k に与えるべき値は n を法としての一つの剰余系である.
さらに(k,n)=1のとき (2.25)において 2kπ/nは n 倍してはじめて2π になるので, α^k は n 乗してはじめて 1 に等しくなる.
1の n 乗根のうち n 乗してはじめて 1 になるものを1の原始 n 乗根という.

定理 21
1の原始 n 乗根はφ(n)個ある.それらは
cos2kπ/n+isin2kπ/n (2.26)
において, k に n を法としての既約剰余系の値を与えて得られるものである.
証明:すでに述べたように(k,n)=1のとき (2.26)の 2kπ/nは n 倍してはじめて2π になるので,
α^k は n 乗してはじめて 1 に等しくなる.つまり α^k は 原始 n 乗根である.
逆に β が原始 n 乗根であるとする. β は x^n-1=0 の根であるから β=α^l と表される.

もし (l,n)=d > 1なら n=dn', l=dl' とおくとき
cos2lπ/n+isin2lπ/n =cos2l'π/n'+isin2l'π/n'
なので, (α^l)^n'=1となり, n 乗してはじめて1となるという仮定に反する. ゆえに (l,n)=1となる.
α^k が原始 n 乗根となることと, n と互いに素な k を用いて α^k と表されることが同値であることが示された.
よってその個数はφ(n)個である.
(引用終り)