>>747

もう少し補足しておこう
”既定”では、従来の確率論や確率過程論がそのまま適用できて、成立つ
「固定」なんて、デタラメでは、分布が雲散霧消して、確率計算ができなくなるデタラメ概念なんだね

例えば、3年A組のa君が、50点だったとする
これ、数学で平均点40点で標準偏差σ=10点なら、偏差値60になる
しかし、国語で平均点60点で標準偏差σ=10点なら、偏差値40になる

つまり、確率変数の視点では、同じ50という数字でも、
背後の分布を含めて考えるので意味が違ってくるよと

似た話で、2,2,2,という三つの数の数列を考えてみよう
・コイントスで、表に1裏に2と書いて、数列を作ると、出現確率は(1/2)^3になる
・サイコロ 1個でなら、出現確率は(1/6)^3
・サイコロ 2個でなら、1+1のゾロ目しかないから、出現確率は(1/36)^3

つまりは、2,2,2,を「固定」などと言って、定数扱いするのは、
確率論から見ると、落第生ですよね

確かに、2,2,2,は、一面では確かに定数と見ることもできる
しかし、現代確率論では、これも背後の確率現象を見て、
きちんと確率変数として扱わないと、正しい確率計算はできないってことです

お分かりかな?(^^