>>954
ゴールドバーグの記法によると、
「まず適当な回転対称軸を取って上下方向を決め、各面の中心が位置する高さが同じものの枚数を数えて列挙する」
というやり方らしい。

この方法では、最初の軸の取り方によって、違う表現になったりするので注意が必要。
例えば、正三角柱は、三角形の面を下にして置けば 1,3,1 であるし、四角形の面を下にして置けば下から 1,2,2 となる。

また、ゴールドバーグ記法だと、数字の表しているものが何角形か明記されないところが分かりにくいと思われるので、
3〜7角形の面にt,q,p,x,hのアルファベットを付けて表してみる。特に正多角形の面は大文字で表す。
先の正三角柱の例は、T1,q3,T1 または、q1,T2,q2 のような表現となる。

f   V/S^{3/2}
4    0.051700269950116645   T1,T3 (正四面体)
5    0.059698329545752329   T1,q3,T1 (正三角柱)
6    0.068041381743977170   Q1,Q4,Q1 (立方体)
7    0.071398254996602697   P1,q5,P1 (正五角柱)
8    0.074344868093229974   q2,p2,p2,q2
9    0.076898933926867766   p3,q3,p3
10   0.078734752898039745   Q1,p4,p4,Q1
11   0.080055026399577983   x1,(q2+p4),p2,p2
12   0.081688371824182551   P1,P5,P5,P1 (正十二面体)
13   0.082432267303420834   q1,(p2+x2),p4,p2,p2
14   0.083349245941114841   X1,p6,p6,X1
16   0.084742718358283536   x1,p6,(p3+x3),p3
17   0.085264872589057683   x1,(p4+p2),(p2+x4),p2,p2
20   0.086626966830007951   x2,(p2+p4+x2),(x2+p4+p2),x2
32   0.089493100466131958   P1,x5,P5,x5,x5,P5,x5,P1 (切頂20面体)
33   0.089603827451613424   p1,x5,p5,x5,(x4+h1),p5,(x4+p2),x1
42   0.090574499972086386   P1,x5,x5,p5,x10,p5,x5,x5,P1