>>451

つづき

さて、その上で、時枝記事の決定番号を考えてみると
(スレ46 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1510442940/18 より)
まず、列の長さをnとする
二つの列
s = (s1,s2,s3 ,・・・,sn-1,sn ),s'=(s'1, s'2, s'3,・・・,s'n-1,sn )∈R^n
で、シッポ snが一致する(sn=sn)同値類として同値s 〜 s'が成り立つ
同値類の代表を選ぶのに、特に制約はないので、代表をs'とする
代表と対比する列s において、sn-1=s'n-1 となる確率は
サイコロの場合では、ゾロ目になる確率(二つの目がそろう確率)なので1/6
同様に、1〜n番の札をランダムに引くなら1/nだ

さて、ここでは、後の便宜のために、Sergiu Hart氏のPDF(>>364)の
by choosing the xi independently and uniformly on [0, 1]
つまり、[0、1]はこの区間の任意の実数を、箱に入れるとする
そうすると、二つの数がそろう確率は0だ(Sergiu Hart氏のPDF(>>364)にある通り)

従って、sn-1=s'n-1 となる確率は0。
つまり、決定番号が1〜n-1になる確率は0。
決定番号がnになる確率は1。

この場合において、
n→∞として、可算無限長の数列を考えると
決定番号が1〜n-1になる確率は0。
つまりn→∞で
決定番号が有限になる確率は0。
QED

以上