>>437

つづき

6)もし、「非可測集合の確率論」があった(出来た)としても
 確率変数の独立の定義で、
 ”任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義”したとすれば、
 定義より、確率変数xiは、サイコロ振り試行なら1/6などのように、その1回の試行と同じ確率になる
 定義だから、これを定理で覆すことはできない
 よって、どんな解法も、時枝解法を正当化できない
 よって、それが可能なように書いた時枝記事の第二の間違いがここにある
7)時枝記事が間違っているという私の主張は、上記2点

8)さて、では、上記の確率変数の無限族の独立の定義を書き換えるか、
 あるいは先験的な独立の定義をしないか
 そういう理論で、かつ、非可測集合を扱う確率論が可能なのか?
 過去¥さんが、発言していたのも、そういうことかもしれないが
 なので、時枝記事に拘らずに、コルモゴロフ流確率論を拡張する試みは数学として正当だと思うが

つづく