0437現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE
2018/11/14(水) 11:19:23.37ID:0gruIbQc4)さてここで、一般論としては、「確率はコルモゴロフ流の測度論的解釈に限定されない」というのは正しい。
(過去スレでそういう理論の例をいくつか紹介した。ベイズ確率もその一つだろう)
だから、時枝の解法を正当化するには、きちんとした「非可測集合の確率論」をもってしなければいけない。
だが、時枝はそこの「非可測集合の確率論」に触れずに、その解法を正当化できるような言辞を弄している。
そこが、第一の間違い
5)第二の間違いは、確率変数の独立性の解釈だ
>>408に引用したように、
”>確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ.
の認識が少しまずい”ってこと
「任意の有限部分が”xx”のとき,(全体が)”xx”,と定義される」という言い方は、数学で結構頻出と思う
”xx”=黒い としてみよう
「任意の有限部分が黒いとき,(全体が)黒い,と定義される」となる
つまり、特に全体が無限集合のとき、この言い方が有効に機能する。
そして、どの確率論のテキストでも、採用されている。
私は、この「任意の有限部分族が独立のとき,独立」という定義は、
これ結構自然で、これ以外の定義はないんじゃないですかね?
つづく