つづき

上記4)をまとめると、関数が不連続でギャップdを持つとき
「y軸の方から見て、ギャップdを意識してεを小さくして、
dに嵌まる開集合(y - ε,y + ε)の逆像が、開集合ではない」
とできる

 もっと俗に言えば
「不連続なら、yの方から見る像を拡大する(εを小さくする)と、かならずギャップdが見える」と
 それが、
「y軸の方から、逆像で見る」ことの意義だろうと

で、これを”ε-δ”に翻訳すると、
まずy軸の方でεを決める。
その逆像として、( a - δ,a - δ)が取れるかどうかを見る。
取れなければ、アウト
εを任意に小さくしても、必ず( a - δ,a - δ)が取れるならOK(連続)だと
(だから、先に”任意のεありき”なのだと)

以上です