>>893
>1番目。分数ad/bが整数でないと結論したいようだが、約分して分母を1にすることができない理由の説明文が複雑すぎて理解できない。
a/bは非整数だということがこの前の部分で書いているので、a/b×dが整数になるのであれば、dはbの倍数にならなければならない。
しかし、bがdの倍数であることから、これは成り立たないからad/bは整数にならない。非常に簡単な内容。

>2番目。「約分しても数式の形は変わらない」が意味不明。有理数でも有理式でも約分して形が変わらないはずはない。無理数でもない限り、有限のステップで約分は終わるはず。いったい何を言っているのか。
式のかたちが変わらないというのは、両方で式(A)が成り立つために、AとBから15で約分していったときに、AもBも15の倍数であり続けなければならないということを意味しています。
実際には、どちらかが先に15の倍数でなくなるので、無限に約分可能にはなりません。

>3番目。「任意の正整数の値を取る場合に……成立しなければならない」が意味不明。どういうことなのか。なぜそうなるのか。説明がない。
オイラーの定理は少なくとも一つモジューラー演算をしたときに、その計算値が1になる最小の数値を表すものであり、この約数が最小の周期になる。
>>812の例であれば、その最小の数値は6となるが、周期はその約数である2になる。つまり、周期2の倍数でモジューラー演算の値は1になる。
式(B)の場合、有理数trの分子が、分子×周期が右辺と等しくなる。分母は周期の整数倍になる数なので全ての正の整数になる。