>>366 つづき
>分ってはいるが”数学の定理としては、反例を除いた形で、条件節を設定すべきである”
>を受入れたくない(あるいはそこをスルーしたい)人なのだ(^^;

なぜ”受入れたくない(あるいはそこをスルーしたい)”のか?
>>13より)
「定理1.7 (422 に書いた定理)
f : R → R とする.
Bf :={x ∈ R | lim sup y→x |(f(y) − f(x))/(y − x)|< +∞ }
と置く: もしR−Bf が内点を持たない閉集合の高々可算和で被覆できるならば、
f はある開区間の上でリプシッツ連続である.」
だった

これを場合分けすると
(A)R−Bfが、R中で稠密でない場合
(B)R−Bfが、R中で稠密である場合

に分けられる
(A)を書き直すと、「R中のどこかに稠密でない区間が存在する」と書ける
 その区間は、Bfを満たす
 Bfの定義がリプシッツ連続を意味するなら、定理の結論成立は自明

つづく