>>7
> 現代数学は高校まではほとんど入ってないよね。
そこでいう「現代数学」というのは、
「無限」の扱いでしょうか。
でなかったら「(有理数ではない)実数」の扱いでしょうか。
それとも、ペアノあたりから始まって(まぁ、それ以前に
ユークリッドもいたんですが)、ヒルベルトのあたりで
一応確立した「構成的数学」に対する志向なんでしょうか。
「現代数学」がモダンだとすると、ゲーデルの不完全性定理
以降というか、連続体仮説とか選択公理とかは、
「ポストモダン」の扱いになるんでしょうか。

工業数学あたりですと、いちいち「有理数は稠密だけど
連続ではない」「実数は稠密かつ連続」とか、証明しないと
先に進めない、とかいった話は脇に置いておいてもいいだろうし、
いわゆる「三角関数」は、単位円を考えて「円関数」として
教えて、初等関数と複素数との関連を強調しておくとか、
遠山流の思想って、現在でも充分に通用すると思ってるんですが。