袋に、以下の操作を行うことで赤玉と青玉を入れていく。
ただし袋が空の状態から操作を始める。

(ア)袋の中の赤玉と青玉の個数が同じとき、公平なコインを1枚投げる。
表が出れば赤玉を、裏が出れば青玉を、それぞれ1個袋に加える。
(イ)袋の中の赤玉と青玉の個数が異なるとき、公平なコインを2枚同時に投げる。
2枚とも表が出た場合は数が多い方の色の玉を袋に入れる。この
それ以外の場合は数が少ない方の色の玉を袋に入れる。

以上の操作を1回とする。
この操作をn回行ったとき、「袋の中の赤玉と青玉の個数が異なる」が起こった回数をk、その割合k/n=Xとする。
Xの期待値をE(X)とするとき、極限
lim[n→∞] SE(X) = 1
となるような実数Sを求めよ。