>>482 つづき

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http://toodifficult.seesaa.net/article/430734949.html
ボレル集合の理解 世の中わからないことだらけ posted by 無知の人 2015年12月05日
(抜粋)

概説
実数のσ-加法族を考えてみる。
σ-加法族は、確率空間の理解で出てきたものと同じ。定義は、

集合Aのσ-加法族Fとは、Aの部分集合族で以下の性質を満たすもの。

1.Φ∈F
2.P∈F → Pc∈F
3.Pk∈F (k∈N) → ? k=1〜∞ Pk∈F

であった。
このA=Rとしたときσ-加法族Fを、実数のボレルσ-加法族と呼びB(R)と表記する。
そして、B(R)に含まれる集合をボレル集合と呼ぶ

どんな集合なのか?
では、実数のボレルσ-加法族はどのような集合で構成されているのかについてみてみる。

1.まずすべての閉区間[a,b]∈Rは含まれている。
2.すべての開区間も含まれる。なぜなら(a,b) = ?k=1〜∞[a+1/k,b?1/k]と表現できるから。(定義の3.を適用できる)
3.すべての開集合も含まれる。なぜならすべての開集合は開区間の列の可算個の和集合で表現されるから。(定義の3.を適用できる)
4.すべての閉集合も含まれる。なぜならすべての閉集合は開集合の補集合で表現されるから。(定義の2.を適用できる)
と思いつくようなものは全部含まれている。

つづく