>>404
日本の教科書は、ほぼ
(いちあたり)×(いくつぶん)の表記に揃えられているようだが、
実社会では、(個数)×(単価)の表記も普通に使われている。
では、算数教育で
(いくつぶん)×(いちあたり)をバツにするにあたって、
目指しているものは、(個数)×(単価)を扱える生徒なのか?
これを見ると混乱したり批判したりする生徒なのか?ということ。

これを言うと、度々「導入期の一過性の処置だから」という
返答を得てきたが、掛け算の順序を固定する指導の中で、
「固定していたのは指導上の便宜で、本当は可換なのだ」と
明確に教えるステップの記述を見かけたことが一度もない。
都合の悪い過去の指導は、適宜忘れて無かったことにしてほしい
ということなのだろうか。