推論論理式を線で区切って上下に書く方法は珍しくない
上に前提を置き、下に結論を置く。推論規則にしたがって前提を加えたり消去したり、結果、すべての前提が消去されたとき、下に残った結論は前提なしに真といえる

論理和∨の消去則によって A├C と B├C から (A∨B)├C を導くことができるが、
この過程は前提 A と前提 B の代わりに前提 A∨B をもって結論 C を導くことなので、前提 A∨B を線の上に置き、それまで線の上方にあった前提 A と前提 B を消去して線の下に結論 C を置く

含意→導入則は A├B から ├(A→B) を導く
前提 A とその結論 B から、前提なしに結論 A→B を導くのだからそれまであった前提 A は消去してよい