>>119 補足
>原隆先生PDFのP2にあるように
>「無限になると,なぜこんな変なことをするのかと思うだろうが,それは追々,具体例を通して考える.(今ま
>でに確率論をちゃんと勉強してきてこの辺りが良くわかっている人は勿論良いが)何となくモヤモヤしていて
>も,今のところは余り気にしないで有限の場合を念頭に,次に進んで欲しい.」

補足
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A2%BA%E7%8E%87%E7%A9%BA%E9%96%93
確率空間
(抜粋)
定義
数学、特に確率論において、確率測度(かくりつそくど)とは、可測空間 (S, E) に対し、E 上で定義され P(S) = 1 を満たす測度 P のことである。
このとき、三つ組 (S, E, P) のことを確率空間と呼ぶ。さらに、集合 S を標本空間、S の元を標本あるいは標本点、完全加法族 E の元を事象あるいは確率事象とよぶ。また、E の元としての S を全事象という。
事象 E に対し、P の E における値 P(E) を、事象 E の起きる確率という。つまり、E は確率が定義できるものの集まりである。
必ずしも S の部分集合全てが事象とはならないことに注意されたい。
(引用終り)

厳密性を欠き、かつ間違っている(不正確)かも知れないが・・
あえて分かり易く書くと

1.Sを、全事象(”E の元としての S を全事象という”)
2.Eを、完全加法族で、Sの”可測”部分集合(但し、全事象Sをも含む)(”完全加法族 E の元を事象あるいは確率事象とよぶ”)*)
3.Pを、”確率”: P(E)(”事象 E に対し、P の E における値 P(E) を、事象 E の起きる確率という。つまり、E は確率が定義できるものの集まりである。”)

繰返すが、
「Sを全事象、Eを完全加法族で、Sの”可測”部分集合(但し、全事象Sをも含む)、Pを”確率”: P(E)」
これだけを頭に入れて、原隆先生PDFを読み進めてみて

それで、PDFの最後まで読んで、分らないところがあれば、質問して

*)完全加法族は、簡単に言えば、可測集合で、可算加法性(あるいは完全加法性)が成り立つという良い性質を持つ集合ということ(難しくは下記な(^^ )
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%AC%E5%BA%A6%E8%AB%96 測度論