>>88 関連

https://www.math.nagoya-u.ac.jp/ja/public/agora/download/agora-2006c-note.pdf
整数の分割を数える 名古屋大学多元数理科学研究科岡田聡一

これは,2006 年度数学アゴラ秋の継続コースの講義録である.
yこの講義録の作成に協力してくれた佐々木義卓,瀧真語の両氏に感謝する.
1第1 回,2006 年11 月4 日15:00 〜 17:00.

与えられた正整数をいくつかの正整数の和として表す(和の順序は考えない)表
し方を,その正整数の分割という.分割は,対称式をはじめとして数学に現れる
さまざまな対象にラベルをつけるのに利用され,数学や物理学の問題を具体的に
(組合せ論的に)扱う手段の一つとなっている.また,分割の個数を係数とする多
項式やべき級数として得られる関数やそれらの間の関係式は,数学だけでなく数
理物理学など幅広い分野で重要な役割を果たしている.
この講義では,ある条件をみたす分割が何通りあるかを数えるという問題を扱
う.そして,場合の数を個別に考えるのではなく,その場合の数を係数とする多
項式やべき級数(多項式の拡張で形式的に無限和を考えたもの)を考えるという
「母関数」のアイデアを説明する.

https://www.math.nagoya-u.ac.jp/ja/public/agora/agora-2006-2.html
社会連携 ■数学アゴラ■ ●2006年度 (続き) 秋の継続コース

1. 趣旨
数学とその応用に興味・関心を持つ高校生・高校教員に対し, 本研究科の数学研究者が継続的に数回の講義を行ない, 最先端の研究にもつながる数学理論をわかりやすく解説する.
2. 講義題目
整数の分割を数える
3. 講師
岡田聡一 (名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)

12. 講義録/レポート問題
[DOWNLOAD] 講義録 [PDF/255KB] https://www.math.nagoya-u.ac.jp/ja/public/agora/download/agora-2006c-note.pdf

https://www.math.nagoya-u.ac.jp/ja/public/agora/
名古屋大学 大学院多元数理科学研究科・理学部数理学科
数学アゴラとは