0696132人目の素数さん
2017/10/25(水) 19:17:42.83ID:7xM4vtrl>>あなたの引用箇所は、”ふしぎな戦略”について述べた箇所ではありませんよ
>「勝つ戦略なんかある筈ない,と感じた私たちの直観は,
> 無意識に(1)に根ざしていた,といえる.
> ”ふしぎな戦略”は,確率変数の無限族の独立性の
> 微妙さをものがたる, といってもよい.」(>>683)
>とありますよ。
この文章も”ふしぎな戦略”の方法について述べた文章ではありませんね
”ふしぎな戦略”について述べた文章は以下の通りです
あなたは一度も読んでいないでしょう?
理解できるまで、何百回、何千回、何万回でも
読み直していただけますでしょうか?
「閉じた箱を100列に並べる。
箱の中身は私たちには知らされていないが、とにかく
第1列の箱たち、第2列の箱たち、・・・第100列の箱たち
は100本の実数列 s^1,s^2,・・・,s^100を為す。
これらの列はおのおの決定番号を持つ。
さて1〜100のいずれかをランダムに選ぶ。
例えばkが選ばれたとする。
s^kの決定番号が他の列の決定番号どれよりも
大きい確率は1/100に過ぎない。
第1列〜第k-1列、第k+1列〜第100列の箱を全部開ける。
第k列の箱はまだ閉じたままにしておく。
開けた箱に入った実数を見て、代表の袋をさぐり
s^1からs^k-1、s^k+1からs~100の決定番号のうちの
最大値Dを書き下す。
いよいよ第k列のD+1 番目から先の箱だけを開ける。
s^k_D+1,s^k_D+2,s^k_D+3,・・・
いま
D>=d(s^k)
を仮定しよう。
この仮定が正しい確率は99/100、
そして仮定が正しい場合、上の注意によって
s^k_dが決められるのであった。
おさらいすると、仮定のもと
s^k_D+1,s^k_D+2,s^k_D+3,・・・
を見て代表r=r(s^k)が取り出せるので
列rのD番目の実数r_Dを見て、
「第k列のD番目の箱に入った実数s^k_Dはr_D」
と賭ければ、めでたく確率99/100で勝てる。
(列の数nを増やしてε=1/nとおけば)
確率1-εで勝てることも明らかであろう。」