n=3で<p1,p2,p3>=<1/3,1/3,1/3>とすると
この設定は、標準モンティでプレイヤーが扉D1を選択、司会がD3を選択し開けたらハズレだった状況であり
式に代入すれば
Q(D1:当)={(3-2)(1/3)} / {(3-2)(1/3) + (3-1)(1-(1/3)-(1/3))}=1/3
Q(D2:当)={(3-1)(1/3)} / {(3-2)(1/3) + (3-1)(1-(1/3)-(1/3))}=2/3
Q(D3:当)=0
と確かに標準モンティのその状況のときの確率と一致していることが確かめられる


n=3で<p1,p2,p3>=<p,q,1-p-q>とすると
この設定は、扉のアタリ確率がp,q,1-p-qの変則モンティでプレイヤーがD1選択、司会がD3を開けてハズレだった状況で
式に代入すれば
Q(D1:当)={(3-2)p} / {(3-2)p + (3-1)(1-p-(1-p-q))}=p/(p + 2q)
Q(D2:当)={(3-1)q} / {(3-2)p + (3-1)(1-p-(1-p-q))}=2q/(p + 2q)
Q(D3:当)=0
となり、>>517の式と一致している(式が正しいこと)が確かめられる


n=4で<p1,p2,p3,p4>=<1/4,1/4,1/4,1/4>とすると
この設定は、4枚扉の2段階モンティでプレイヤーが扉D1を選択、司会がD4を選択し開けたらハズレだった状況であり
式に代入すれば
Q(D1:当)={(4-2)(1/4)} / {(4-2)(1/4) + (4-1)(1-(1/4)-(1/4))}=1/4
Q(D2:当)={(4-1)(1/4)} / {(4-2)(1/4) + (4-1)(1-(1/4)-(1/4))}=3/8
Q(D3:当)={(4-1)(1/4)} / {(4-2)(1/4) + (4-1)(1-(1/4)-(1/4))}=3/8
Q(D4:当)=0
と、これまでの数値と一致し正しいことが確かめられる


同様にして
4枚扉の2段階モンティで3枚→2枚の移り変わりや
5枚扉の多段階モンティを考える場合でも、この公式を用いるだけで計算できる