>>375で言ってるのは、
『1つの箱に入る数は確率1/6で決まるから、
1/6以外の確率で数を当てられたら矛盾である』

ということだが、無意味な文章である。
そもそもこれで時枝戦略の矛盾が導けているというなら、この1文で終わりである。
なにも大量の文章を投下することはない。

まずプレイヤーにとって箱の中身が所与(fixed, given)なのか(命題A)、
試行の度に変化する確率事象(命題B)なのかを明確にせよ。

所与(命題A)ならば"確率1/6でなければ矛盾"は成立しない。
たとえばスレ主がサイコロを振って出た目1が箱に入っているとせよ。
このとき1,2の目しか出ないサイコロを振って中身を当てるプレイヤーは確率1/2で当てられる。
4,5,6の目しかでないサイコロならば確率は0である。
このように採る戦略によって的中確率は如何様にでも変わる。
とある賢い戦略で1に近い確率が出たとしても矛盾ということにはならない。

なお箱の数が所与でなくても(命題B)1/6とは限らない。
それより低い確率になりうるのは容易に分かるが、
独立な確率事象で1/6を超える的中確率が出るとしたら、確かに奇妙な感じがする。
他からは何も情報はもらえないはずなのに何故?
これこそが時枝が記事の最後で語っていることである。
命題Bは通常の測度論では確率を計算できないので、そもそも99/100と言い切ってよいわけでもない。


次の>>377で言っているのは、
『ゲーム開始後、プレイヤーが"x番目以降なら当てられる"と宣言した後、部分的に箱を用意したスレ主が"y(>x)番目まで私が箱を増やせます"と反論できる。』

ということだが、言ってる意味が分からない。

ゲーム開始後に"箱を増やす"という意味だとしたらルールに反する。

「事前に十分遠くのラベルまでスレ主が箱の中身を用意しておける」という意味に取っても、
それより大きい箱を当てられると宣言されたらどうしようもない。
そもそも誰がどのような方法で数字を入れようが戦略には影響がない。
自分が振ったサイコロなら当てられない、というのは勝手な思い込みである。