>>609
〔Schur 不等式の拡張〕
P,Q,R≧0 かつ(P,Q,R)(a,b,c)が同順または逆順ならば
 P(a-b)(a-c)+ Q(b-c)(b-a)+ R(c-a)(c-b)≧ 0.

(略証)
bはa,cの中間にあるとしてよい。
 (a-b)(b-c)≧ 0
題意より、P,Q,R≧0 かつ QはP,Rの中間にあるから、
 P-Q+R ≧0
これらより、
 P(a-b)(a-c)+ Q(b-c)(b-a)+ R(c-a)(c-b)
= P(a-b)^2 +(P-Q+R)(a-b)(b-c)+ R(b-c)^2
≧ 0, (終)

いろいろな拡張があり、まとめて Vornicu−Schur 不等式と云うらしい。

詳しくは、ニコニコ大百科の「シューアの不等式」の項を参照


>>640
(1) >>449(1)と同じでつ。
(2)同次式ゆえ、定数でつ。


>>654
それなら、>>652>>628 と同じでつね。