>>635
文を読んだ直後の意味内容を正しく読み取っているのであればそれを発端にして如何様に変形しようとも理屈の上では不正解にすべきではないと私は考えます

「3個入りのミカンが5袋あるときミカンの総数は何個か」
3×5から立式を始めたもののこの式ではなぜだか計算したくないので別の考え方を使おうと思った
袋から一個ずつミカンを取り出したらどうか
5個ずつの取り出しが3回行えるから5×3となる
これは正解にせざるを得ない
式を書けとの指示がある場合には、5×3だけではマルが与えられないのは当然としてバツになることもあるでしょう
完璧を期するには3×5=5×3=15とするのがいいね
だが、15×1は問答無用で不正解だ
3×5=15×1=15なら正解にするわ

>答えの数字さえ合っていればいいから式は採点するべきではないというのか
選抜試験なら要求された答えだけが合っていればいいこともあろうが、小中学校で行われるテストというのは学習の進捗を見極めるための確認テストという位置付けなので徹頭徹尾考え方が要求されるのです 
たとえ式を書けとの指示がなくとも本来的には考え方を伝えなければならないものなのです 理屈重視、プロセス重視、ルール重視
計算結果が答えと適合する式をハウツー的な手続き的知識や超越的感覚で作ることは厳に戒めなければならないのがその理由です