https://twitter.com/genkuroki/status/910708232301174785
> 黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki
> #超算数 問題を解くときに「文章から式を作る」という発想をさせることは有害。
> そういう教え方をしている人に子供の教育を任せると大変なことになる可能性がある。
> 文章を読み取ってきちんとイメージすることが大事。式は単なる道具の一つ。正しくイメージして正しく考えることは「式」よりも大事。

まぁ文章中のキーワード(「ずつ」とかね)から機械的に式を立てることを批判したいんだろうが、書いてて暴走してるねw
文章題でやってるのは、現実的なイメージから、数学的な要素だけを取り出すわけで、その意味では、確かに式以前にやるべきことがある。

また、文章題をいったん絵に描いてみるというのも有効だ。まず国語的に、だけどね。文章が表す状況を正しくイメージできないと話にならない。
が、絵的なイメージから直接に数量を読み取るのは、実は簡単ではない。絵などの写実はロジックを示してはくれないからね。
算数の初歩では、言語化しなくても数えられる状況とか使うが、これは数学的に特化した、国語的な読み取りの練習のためだ。

国語的な言葉は絵より情報量が少ない。例えば「りんご3個が1枚の皿に乗っている。同じ皿が3つある。」と言ったとする。
りんごは赤いか、青いか。小さいか、大きいか。色も形も不ぞろいか。皿の色は、柄は、大きさは。皿はどこに置かれているのか。何にも分からないよね。
想起可能なイメージは無数にある。上記の文章題的な文章は数量に着目して、元の状況を捨象したものなわけだ。