>>421
>『問題の設定』自体が明確でない。
馬鹿を言ってはいけない。問題の設定は
>>1
>2つの封筒があり、一方の封筒に入っている金額は
>もう一方の封筒に入っている金額の2倍である。
だ。事前分布に関して、それ以外の情報は無い。
封筒の金額を確率化して考える際に、この条件を満たす
全ての金額を標本空間として考えなかったら、
一部の金額を除外したことが、事前分布に問題外の
仮定を追加したことになる。それは、問題の改変だ。

標本空間 {{x,2x}|x∈自然数} の上にどんな確率関数を
仮定するかは自由で、有限個の x を除いて p(x)=0 と
することもできる。ただし、その場合
「有限個の x を除いて p(x)=0」も確率関数の一部なので、
有限個の x について等確率としたところで、その p は
一様分布ではない。

理由不十分の原理により一様分布とすべきだから p は
一様分布で、従って P(A):P(B)=1:1 となり、
事後確率は P(A|AorB)=P(B|AorB)=1/2 という説明は
大嘘だということだ。

有限の標本空間を仮定するのは問題の改変だということを
解説することは、無意味ではない。
そこを間違っている者が多い以上は。