封筒Aの金額が10000円、封筒Bの金額は5000円か20000円
封筒Bの金額の確率について情報を持っていないため1/2ずつ
期待値は5000×1/2+20000×1/2=12500円となる

ここで封筒Aと封筒Bがどちらか知らない人に
一方の封筒に10000円入っていたと教えた場合の
その人にとっての選んだ封筒の金額の確率は、
封筒Aを選ぶ確率と封筒Bを選ぶ確率が1/2ずつであるため
10000円が1/2、5000円が1/4、20000円が1/4となり
期待値は10000×1/2+5000×1/4+20000×1/4=11250円
(10000×1/2+12500×1/2=11250円という計算もあり)

一方の封筒を開けると10000円入っていたという情報は、
一方の封筒の金額が10000円であるということと
どちらの封筒がその封筒であるかということの二つの情報である
前者の情報のみを取り入れたときの二つの封筒の期待値は等しい