掛け算は可換で割り算は非可換だということが
わかってないんじゃないか?
(いちあたり)×(いくつぶん)と

(いくつぶん)×(いちあたり)が
等価な公式であることを無視して
教科書でこう教えているばかりを根拠にすると、
やや解っている生徒を混乱させる。これを言うと、
解っている生徒には指導プランも解らせろとか、
すつ探しをしないと掛け算ができない生徒のこととか
がよく反論に挙がるけれど、それは理解度における
中間層の破壊だ。
少数の上位を無視あるいは特別視して
中間層を下位に引き下げれば、見方によっては
公平にも見えるけれど、格差はむしろ広がっている。
そもそも教育の使命は、ほっといてもできる奴や
教えても教えても徒労な奴よりも
中間層の生徒をひきあげることにあるはずなのにな。