>>692
>Aが作用素になることもあるしな。
作用素と考えても、それらを有界とすると、もはやその空間Bはリー群になる。
だから、Bがリー群でないのは作用素が非有界つまり不連続のときだが、
不連続な作用素を考えて意味がある場合は、限られて来るな。例えば、漸化式とかを考えるときとか。
非有界な作用素でも、それらの空間は位相群にはなる。
そもそも、リー群の話は、他の人と微分幾何の話をするにあたり A∈GL(2;R), ||A||<2 と書いたことから
始まった訳だが、A∈GL(2;R) などのように書くか書かないかで、リー群を考えるとき群構造は異なる。
GL(n;R) は行列の乗法について群だが、M(n;R) は加法群になる。
だから、GL(n;R)⊂M(n;R) だからといって単純に一般化すればいいって訳ではない。構造が違う。

>岩波基礎数学の別シリーズでは基本方針として体を一般的に扱うのは当たり前
線型代数シリーズのことを書いたのに、別のシリーズのこと「だけ」をレスに書いてどうする?

固定観念という言葉を複数回使って罵倒しているが、高校数学と大学の数学を切り離して考えるのはよくないな。
ときには、高校から大学の内容になったり大学から高校の内容になったりする代物もあるしな。
ε-δで定義しようと極限で定義しようと収束性という内容を扱っていることには変わりはないがな。
曖昧さが残るという欠点があるが、極限で定義した方が高校生には扱いやすいというだけで。
扱い易い方法「だけ」で教えるというのも或る種の固定観念だな。
闇雲に人を「罵倒していて」数学教育のことを考えているようだが、
こういう人間に教えられた人は恐らく不幸だろうな。