掛け算の本質(笑)は複比例だが、
引数の一方を固定して比例定数と見れば
その定数を「被乗数」もう一方の引数を「乗数」
と呼ぶことができる。
例えば、林檎を皿にのせる場合、
一皿にのせる林檎の個数を3個に固定すると
林檎の総数は皿の枚数に比例するが、
皿が5枚のときには林檎は3×5個。
皿の枚数を5枚に固定すると
林檎の総数は一枚の皿にのせる個数に比例するが、
一枚に3個づつのせるときは林檎は5×3個。
どちらが乗数でどちらが被乗数かは、
解釈次第でどうとでも変わる。