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理研、終身雇用を4割に…「任期付き」から選抜

読売新聞 1/8(日) 12:53配信

日本最大級の研究機関・理化学研究所(理研)は、60歳の定年まで働ける長期雇用の研究者を、将来的に全体の4割に増やす方針を決めた。

任期付きで雇用されている研究者を選抜し、定年まで雇用する新制度を4月から導入する。

優秀な中堅や若手に、安定した生活と研究環境を保障し、人材を長期的に育てる狙いがある。
財政が厳しい中、国立大などでは、雇用期間を数年に区切った「任期付き研究者」が若手を中心に増えており、
国内トップ機関の改革は、研究現場の雇用のあり方に一石を投じることになりそうだ。

理研の研究職は昨年4月時点で約2930人で、うち約2600人が任期付き研究者だ。

理研の計画によると、まずリーダー格の任期付き研究者を対象に公募を始め、審査のうえ、4月から60歳までの長期雇用に変える。
その後は、若手を含む一般研究職にも新制度を拡大、新規採用でも長期雇用を増やす。