>>778
掛け算の定義を「1あたり×いくつぶん=ぜんぶ」で行う。
(1年では「1あたりとは何か」などを徹底的にやっている。)

この定義を文章題に適用することによって、子供は文章から「1あたり」や、「いくつぶん」を読み取る必要が出てくる。
算数の文章読解の訓練になる訳だ。

もちろん偶然正解になる場合もある。それは多数回の練習問題でカバーする。

ちなみに「1あたり」と掛け算の定義は、その後、速度や濃度、密度などでも直接的に活用できる。
「速度×時間=距離(道のり)」などは「1あたり×いくつぶん=ぜんぶ」の拡張概念。