面白い問題おしえて〜な 二十二問目©2ch.net
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>>589 4手目で{1,3,5}のとき先手必勝じゃね? >>589 やっぱりn=20は無理だ 2手目で{4,5,5}のとき後手は勝てない 先手が4に置けば後手は4をすべてなくせる。 先手が5に置けば後手はもう一つの5の同じ所に置けばいい。 後手必勝のパターンを合体させたらまた後手必勝 {4}も{5,5}も後手必勝だから{4,5,5}も後手必勝 また、同じパターンを2つ組み合わせたものも後手必勝 例:{3,3,7,7,7,7,10,10,100,100} 1と2だけを偶数個組み合わせたものも後手必勝 例:{1,1,1,2,2,2,2,2} ある配置パターンについて1手の操作は以下のいずれか (1) 1〜3を1つ削除する (2) 3以上の数のうちの1つから2を引く (3) 4以上の数のうちの1つから3を引く (4) 5以上の数のうちの1つから3を引いてそれを2つの自然数に分解する {}を後手必勝パターンとして、以下の漸化式的なルールで先手必勝か後手必勝かが決まる ・そのパターンから1手でたどり着くパターンのうち1つでも後手必勝があれば先手必勝 ・そのパターンから1手でたどり着くパターンが全て先手必勝であれば後手必勝 碁石を置ける場所の個数N毎に後手必勝パターンを全て挙げていくと N=1:なし N=2:{1,1} N=3:{1,2} N=4:{4},{2,2},{1,1,1,1} N=5:{1,1,1,2} N=6:{3,3},{1,1,4},{1,1,2,2},{1,1,1,1,1,1} N=7:{1,6},{1,2,4},{1,2,2,2},{1,1,1,1,1,2} 以下略 まあ、そんなに簡単に一般的な規則性は見つからないよね >>596 後手必勝パターンと先手必勝パターンを合体させたら先手必勝ってのもいえるな。 (規則性を見出すのには役に立たない知見ばかりだが) >>593 6手目で{1,2},{3,3},{1,1,1,1}のいずれかにできるので後手勝利。 >>594 は>>595 の通り。 >>586 が正しいのであれば、おそらくグランディー数も周期34でループするんだろう。 証明は、計算が面倒なだけで地道にやればできそうだ。 面倒だからやらないが。 プログラムは長くないので貼っておく。言語は Python3 周期性は、あるところからある程度周期的なら、それ以降ずっと周期的であることが 帰納法で証明できるね def mex(s): import itertools for i in itertools.count(): if i not in s: return i g = [0, 1, 1] def grundy(n): global g if n < len(g): return g[n] for m in range(len(g), n+1): s = {g[k] ^ g[m-3-k] for k in range((m-1)//2)} | {g[m-2]} g.append(mex(s)) return g[n] #グランディ数 print(list(enumerate(map(grundy, range(100))))) #後手必勝となるn print([n for n in range(200) if grundy(n) == 0]) #周期34からはずれるn print([n for n in range(1000) if grundy(n+34) != grundy(n)]) #[14, 16, 31, 34, 51] 【問題】 単位体積の正四面体Tと、Tの内部の点Pを考える。 点Pを通り、Tの4つの面に平行な4枚の平面によって、Tを14個の小片に分割する。 これらの小片のうち四面体でも平行六面体でもない小片すべての体積の和をf(P)とおく。 点PがTの内部を動くとき、f(P)のとる値の範囲を求めよ。 >>601 正四面体をOABCとし、 ↑OP=x↑OA+y↑OB+z↑OCとすると、 x>0,y>0,z>0,x+y+z<1 w=1-x-y-z、正四面体の1辺の長さをaとする 14個の小片のうち 1面が元の正四面体の1つの面に含まれる正四面体が4つあり、 それぞれの1辺はxa,ya,za,wa 1つの頂点を元の正四面体と共有する平行六面体が4つあり、 それぞれの1つの頂点に集まる3辺の長さの組は {xa,ya,za},{ya,za,wa},{za,wa,xa},{wa,xa,ya} 他の6つは正四面体でも平行六面体でもない。 f(P)=1-(x^3+y^3+z^3+w^3)-6(xyz+yzw+zwx+wxy) まずはここまで 0<f(P)<3/4 f(P)が0に近づくのはPが正四面体の頂点に近づくとき f(P)が3/4に近づくのはPが正四面体の各辺の中点に近づくとき 【問題】 荷造り用のPPバンドを6本用いてセパタクローボールを作ることができる。 この6本の帯の色がすべて異なるとき、異なるパターンのボールは何通りできるか。 ※セパタクローは東南アジアの球技であり、使用するボールは準正32面体の形をしている。 3本の帯はすべての箇所で三すくみの関係になっていてほどけず、各帯は大圏コースを通る。 空洞部分は正五角形をしている。 http://i.imgur.com/Q0aK0Vx.jpg >>605 1つのボールの中では、3つのバンドが1点で接する20箇所の重ね方は全て同じなので 6つのバンドが同じ色なら作り方は鏡像の2通り そのうちの1つを6色のバンドで作ると、1つのバンドに着目して 残りの5本がそのバンドの上に重なる箇所の配置を考えると、5箇所のじゅず順列となるので 4!/2=12通り よって、鏡像も含め12×2=24通り (ルール上鏡像が許されないなら12通り) 2次元上で、n個の単位円を内部に含むように紐を巻くときの最小の長さを考える。 ただし円は重ならないように。 1個のときは、2π 2個のときは、2π+4 3個のときは、2π+6 4個のときは、2π+8 n=5、6のとき、紐の最小値は? >>607 証明はできてないけど n=5のとき 2π+10 n=6のとき 2π+8+2√3 かな >>608 正解。n=6のときの答えが自分では思いつかなかった。 発展問題として、2π+2n よりも小さくなる n (≧7)を見つけてみてください。 n≧7 なら、n-1 個の円を円形に並べて内側に1個置けば 2π+2(n-1) にはなる n=9で 2π+12+2√3 より短い方法ってあるのかな? n=4のときの見た目って、正方形に積むのと、正三角形状に2つ積むのとで同じ長さだよね? n=7 2π+12 n=8 2π+14 n=9 2π+12+2√3 n=10 2π+16 n=11 2π+14+2√3 n=12 2π+18 n=13 2π+16+2√3 n=14 2π+20 n=15 2π+18+2√3 n=16 2π+22 n=17 2π+16+4√3 n=18 2π+20+2√3 n=19 2π+24 あたりがとりあえずの候補か。 ここから先はかなり混沌としてくる悪寒 circle packing問題の解のときに紐の長さも最小になる? n=6まで描いたお。疲れたわ http://i.imgur.com/vl31LNr.jpg n=7のときは、正三角形状にぎっしり詰めればええんやね。 n=8のときは? ちょっくら文房具屋行ってくる /| _/⌒)A _//三///\_ ∠__‖‖//___> - - -∠◎◎_> + - - ニ +-/////iニ - ニ +- 三三三_三三_三_三三 //////////////////// n=1 2π n=2 2π+4 4をたす n=3 2π+6 2をたす n=4 2π+8 2をたす n=5 2π+10 2をたす n=6 2π+8+2√3 約1.46をたす n=7 2π+12 約2.54をたす n=8 2π+14 2をたす n=9 2π+12+2√3 約1.46をたす n=10 2π+16 約2.54をたす n=11 2π+14+2√3 約1.46をたす n=12 2π+18 約2.54をたす n=13 2π+16+2√3 約1.46をたす n=14 2π+20 約2.54をたす n=15 2π+18+2√3 約1.46をたす n=16 2π+22 約2.54をたす n=17 2π+16+4√3 約0.93をたす n=18 2π+20+2√3 約2.53をたす n=19 2π+24 約2.54をたす >>620 その図のl_6だと2π+5√(10-2√5)となり、2π+8+2√3より長い。 正解はこんな感じ 三辺の辺長が全て有理数で面積が自然数の直角三角形のうち、周長が最小のものを見つけよ。 無理ならば、12より短いものをいくつか見つけよ。 >>629 とりあえず1つ見つけた 3辺の長さが 7/2,145/42,97/21 面積 6 周の長さ 81/7 = 11.5714… 三角形の3辺も面積も有理数なら、その頂点から対辺に下ろした垂線で 分割される2つの直角三角形の各辺も有理数であることが示せる。 よって、逆に2つの3辺が整数の直角三角形(ピタゴラス数)を組み合わせてできる 3辺が整数で面積も整数の三角形の各辺を、面積の平方因子の平方で割ったものが 求める周長が最小のものの候補となる。 >>630 の例は、2つのピタゴラス数 (97,65,72)と(145,17,144)から、前者を2倍に拡大したものと後者を組み合わせて できる3辺が(147,145,194)の三角形(底辺を147とすると高さ144)を 1/42に縮小したもの あ、直角三角形か…w まあ、直角三角形という条件を外したものの方が難しそうだからそっちもよろしく。 >>629 互いに素なピタゴラス数は、一般に 互いに素で偶奇の異なるm>nなる自然数の組(m,n)を用いて (m^2+n^2, m^2-n^2, 2mn)と表される。 よって、3辺の長さがいずれも有理数の直角三角形の3辺は このm,nと自然数kを用いて ((m^2+n^2)/k, (m^2-n^2)/k, 2mn/k)と表せる このとき、周長はL=2m(m+n)/k ここで、面積をS=mn(m+n)(m-n)/k^2とおくと、 k^2=mn(m+n)(m-n)/S ∴ L^2=4Sm(m+n)/(n(m-n)) ここで、m>nより、x=m/n-1(>0)とおくと L^2=4S(x+1)(x+2)/x=4S(3+x+2/x)≧4S(3+2√2) となる。(実際は、等号成立条件x=√2が成り立たないので、等号は成立しない) なお、面積Sが整数なので、k^2は1またはmn(m+n)(m-n)の平方因子である。 (m,n,k)=(2,1,1)のとき、S=6,L=12となる。 S≧7のとき、L>√(28(3+2√2))=12.7748…なので、 L≦12となるためには、S≦6であることが必要条件となる。 >>634 続き ある(m,n)に対してLをなるべく小さくするには、Sをなるべく小さくとる必要があるので、 以下k^2はmn(m+n)(m-n)の最大の平方因子とする。 自然数m,nは互いに素で偶奇が異なりm>nをみたすので、 m, n, m+n, m-nは、どの2つをとっても互いに素な自然数である(証明略) よって、S=mn(m+n)(m-n)/k^2は、 m, n, m+n, m-nのそれぞれを最大の平方因子で割ったものの積となる。 以下、 (1) m, n, m+n, m-nのいずれも平方数となることがあるか (2) m, n, m+n, m-nのうちの3つが平方数となり、 残る1つをその平方因子で割ったものが6以下となることがあるか (3) m, n, m+n, m-nのうちの2つが平方数となり、 残る2つをその平方因子で割ったものの積が6となる(m,n)の組のうち、 2n<m<3nとなるものがあるか を検討していくことになる。 あとは任せた。 なお、(m,n,k)=(2,1,1)以外でSがなるべく小さくなるものを探すと、 例えば(m,n,k)=(16,9,60)とするとS=7となり、そのときL=40/3=13.333…となる。 細かいロジックのバグ修正。 >>634 で、 3辺の長さがいずれも有理数の直角三角形の3辺は このm,nと自然数kを用いて ((m^2+n^2)/k, (m^2-n^2)/k, 2mn/k)と表せる と書いたが、 実際は、3辺の長さが(m^2+n^2, m^2-n^2, 2mn)の直角三角形の面積が mn(m+n)(m-n)と自然数となることから、この三角形と相似で面積が自然数、各辺が整数 となる三角形のうち「最も小さいもの」の3辺が、 ある自然数kを用いて上記のように表せる、というのが正解。 (最も小さいという条件がないと、それらをさらに整数倍したものを除外できない) >>629 斜辺を除く二辺が、互いに素なp,qを用いて p/q, 2nq/p と表される時(つまり面積がnの場合) l^2 = (p/q)^2 + (2nq/p)^2 であるから、 (pql)^2 = p^4 + 4n^2q^4 より、右辺はqの素因数を持たないので、q=1 となる。 同様に、右辺がpの素因数を持つならば2nの素因数でもあるから、小さい数からしらみつぶしに調べるとnの最小値は6とわかる。(3,4,5の三角形) n≧7 の時、周の長さは少なくとも 2√n + √(2n) ≧2√7 +√14 >12 より大きいので、(3,4,5)の長さ12が最小。 >>637 ごめんこれlが整数の場合しか調べてないね吊りたい >>638 , -, ,'ヽ,',' カッパえびせんやるから落ち着けよ ,'ヽ,',' ,'ヽ,',' ,'ヽ,',' /)、,,','ヽ // } |`i、 l `ー‐'" / l } | / | / おそらく最もシンプルで、周長もかなり小さい、ある三角形の周長の分母 186 です。629の出題者より。 >>634 のxを√2に近づければいいんじゃないの? 連分数展開を打ち切って有理近似にすれば。 >>640 >>634 >>635 の理屈だと kは186=2*3*31の倍数なので、 m,n,m+n,m-nのうちのいずれかが31^2=961の倍数になるのだが、 それで、各数の平方因子を除いた残りの積が6以下になるというのは なかなか難しい。 >>641 いや、xよりもSを6以下にするのが難しいのですよ。 1519/492,4920/1519,3344161/747348。 >>644 m=1681=41^2 n=720=12^2*5 m+n=2401=49^2 m-n=961=31^2 k=747348=41*12*49*31 S=5 L=2009/186=10.801… ですね。美しい! (これがL最小だと証明するのは難しそうですね) ご名答。640で想定していたものは、将にそれです。 ですが、最小ではありません。有理数として表現するのは、事実上不可能ですが、 具体的な計算法がはっきりしているいるもので、それより小さい周長のものの存在も確認していますし、 コストと時間さえかければ、もっと小さいものも、見つかるでしょう。 この問題、周長の下限はありますが、最小は無いと思われます。 >有理数として表現するのは、事実上不可能ですが それは、恐ろしい桁数になるということですね((((;゚Д゚)))) それより周長の小さい例の面積は全て5なのですか? 派生した問題 m,nをm>nなる自然数とするとき、m, n, m+n, m-nがいずれも平方数になることはないことを証明せよ (各辺が有理数で面積1の直角三角形は存在しない、という話です) >>647 面積6で周長12未満のものを確認してます。 ただし、最もシンプルなものでも分母分子共に1500桁を超えてます。 あ、面積4,3,2,1で、例のような三角形は存在しないという事の確認でしたら、その通りですね。^^ >>650 「それより周長の小さい」は、>>644 の例より周長の小さい、というつもりでした。 面積6なら、周長>√(24(3+2√2))=11.8271…なので、>>644 の例より短くはなりませんね。 それでも12未満の例が存在する(しかも分母子が1500桁以上…)というのはすごい話です。 面積4以下がないのなら、すぐわかる周長の下界は√(20(3+2√2))=10.7966…ということですか。 実際の下限もここになるのでしょうね。すでに相当近い値ですが。 面積がnで、三辺有理数の直角三角形は、楕円曲線 y^2=x^3-n^2 x 上の有理点と 対応させることができます。(詳細は「合同数」をググってください。) 楕円曲線上に有理点が見つかると、その点上での接線を考え、その接線と、楕円曲線 との交点を見つけることで、別の有理点を見つけることができます。 つまり、一つの三辺有理数の直角三角形が見つかると、面積が同じ別の形状の 三辺有理数の直角三角形が見つかると言うことになります。 この方法を具体的に実行し、三角形の三辺に置き換えると、次の恒等式として顕れます。 {(a^2-b^2)/(2c)}^2 + {2abc/(a^2-b^2)}^2 = {(a^4+6a^2b^2+b^4)/(2(a^2-b^2)c)}^2 ただし、a^2+b^2=c^2 (a,b,c)=(3,4,5)、あるいは、(3/2,20/3,41/6) からスタートして a'=(a^2-b^2)/(2c) b'=2abc/(a^2-b^2) c'=(a^4+6a^2b^2+b^4)/(2(a^2-b^2)c) という変換を順次行うことで、(ループしない限り)、 無数の「面積が同一の三辺有理数の直角三角形」を見つけ続けることができます。 以上が出題の背景でした。 >>651 なるほど、同じ面積の各辺が有理数長の直角三角形の系列が漸化式によって順次生み出されるなら 有理数として計算しなくても、実数値として漸化式を計算していけば、 (その計算の精度の問題に目を瞑ると)周長が小さいケースがいつ出現するかを探ることができる ということだったのですね。(1500桁とかどんなスパコンで計算してるのかと思った^^) ざっとExcelのシートで計算したところ、 S=5では(3/2,20/3,41/6)を1番目とすると、>>644 の例は2番目にいきなり出現するのですね。 で、周長がそれを下回る例は40番目ぐらいに出現(10.7971…)。ただし、誤差の蓄積の影響は不明。 S=6では(3,4,5)を1番目とすると、7番目に11.8368…というのが出現します。これが>>649 の話ですね。 周長の下限が√(20(3+2√2))と言えるには、楕円曲線y^2=x^3-25x上に有理点が稠密に存在すると言えれば よいのかな?その辺の議論はよくわからないので… p=18428872963986767525. q=4433082615462019402. m=p^2. n=6q^2. k=(mn(m^2-n^2)/6)^(1/2). a=(m^2-n^2)/k= 318497209829094206727124168815460900807 /81696716359207757071479211742813520050. b=2mn/k= 980360596310493084857750540913762240600 /318497209829094206727124168815460900807. c=(m^2+n^2)/k= 129247578911342274421755561174058897934715352348544627081785824806803920030001 /26020176212606586320464365557466481663803361400079403341276573868591555680350. >>654 面積が6になるのは、(3,4,5)から始まる系列だけではないということですね。 他にも、(4653/851,3404/1551,7776485/1319901) m=2738, n=529 から始まる系列とかもあるようです。 面積6でLが12未満となるLの分母最小の例は>>654 なんですかね。 ちなみに、>>654 の例が出現する系列の出発点は a=3122541453/2129555051 (=(m^2-n^2)/k) b=8518220204/1040847151 (=2mn/k) c=18428872963986767525/2216541307731009701 (=(m^2+n^2)/k) m=3292336658=2*(13*3121)^2 n=2754885169=(73*719)^2 m+n=3*(17*19*139)^2 m-n=(97*239)^2 k=2216541307731009701=13*17*19*73*97*139*239*719*3121 であるようです。mとnのうち偶数の方が、4で割って2余る数となると、それ以上遡れないので。 >>654 の例は、その系列の2番目です。 楕円曲線上の有理点の系列には、有限個の生成元しかないそうですが、 y^2=x^3-36xの場合は、ここまで出てきた3つを含め、全部でいくつの生成元があるのでしょうね。 n個の自然数 a1, a2, …, an が f = 1/a1 + 1/a2 + …+ 1/an < 1 を満たしながら変化するとき、fの最大値を求めよ >>657 いわゆる「欲張り法」でとっていくと、 b_0=1,b_{n+1}=b_n*(b_n + 1)という数列 {1,2,6,42,1806,…} を考えて、 a_n = b_{n-1} + 1 とすると f = 1/a_1 + 1/a_2 + 1/a_3 + … + 1/a_n = (b_n - 1)/b_n となります。 n=1から順にfの値は 1/2,5/6,41/42,1805/1806,3263441/3263442,… という感じです。 ただ、これが最大だという理由は自分には全然見つかってません。 なお、上記数列{b_n}はここ https://oeis.org/A007018 にあります。きれいな一般項の表記はない模様。 >>658 > いわゆる「欲張り法」でとっていくと、 kwsk! >>659 1から、単位分数を順次引いていくというプロセスを考え、 ステップごとに残った値から(全部は取らない範囲で)最大の単位分数をとっていく。 最初は1 - 1/2 = 1/2 次は1/2 - 1/3 = 1/6 以下1/6 - 1/7 = 1/42,1/42 - 1/43 = 1/1806,… という具合です。 元々は、任意の有理数をエジプト式分数(異なる単位分数の和)に展開する際の手法で Wikipediaの「エジプト式分数」の項には「強欲算法」と紹介されてます。 そっちは、ぴったりその数にするのが目的なので、残りが単位分数ならそれで終わりですが、 今回は1にしてはいけないので、全部取らない範囲でなるべく大きく取る、 つまり、残りが1/nなら、1/(n+1)を取ればよいことになり、1/(n(n+1))が残ります。 今回の問題は>>658 で正解のような気がするので、だれか証明よろしく。 >>657 そもそも最大値があるのかどうかも一応確かめてみる (定理) 任意の正の実数r,任意の自然数nについて、 f= 1/a_1 + 1/a_2 + …+ 1/a_n < r を満たすfは最大値を持つ。 (証明) (i)n=1 の時 省略 (ii)ある自然数mについて、n=mの時 rがどんな値でも成り立っていると仮定する。 n=m+1 の時、反例となるrが存在すると仮定すると、 各 k=1,2,…,n に対して自然数列 {a_ki}_i (ただし a_1i≦a_2i≦…≦a_ni)が存在して 1/a_1i + 1/a_2i + … + 1/a_ni → r (i→∞) となる。 liminf(a_1i) が存在するのでこれを b とおくと、 {a_ki} の部分列 {b_ki} が取れて 1/b_2i + … + 1/b_ni < r - 1/b かつ左辺の極限が右辺になるものが取れるが、これはn=mの場合についての仮定と矛盾。 背理法よりn=m+1の場合も成り立つ。 数学的帰納(以下略) >>661 ちょい訂正 誤:1/a_1i + 1/a_2i + … + 1/a_ni → r (i→∞) 正:1/a_1i + 1/a_2i + … + 1/a_ni < r かつ左辺の極限が右辺 1/a_1+…+1/a_n < 1 の右辺をどんな数に変えても欲張り法でいいのかなと思ったけど そんなことはなかった 1/a_1+1/a_2 < 0.451 の場合を考える。 欲張り法だと a_1=3 で、 1/3 + 1/8 = 0.458… 1/3 + 1/9 = 0.444… なので a_2=9, このとき 1/a_1 + 1/a_2 = 0.444… 一方 1/4 + 1/5 = 0.45 なので、欲張り法では最大にならない。 >>661 それだと、fが最大値を持つことではなく、 fの上限がrとならないことを証明しているように見えるのですが…。 上限がrではなく、なおかつ最大値を持たないケースが排除できていない気がします。 >n=m+1 の時、反例となるrが存在すると仮定すると、 の後、 fは上に有界なので上限を持ち、それをRとすると というような記述を挟んで、以下rをRに置き換えるべきでは。 それと、 >1/b_2i + … + 1/b_ni < r - 1/b >かつ左辺の極限が右辺になるものが取れるが、 とありますが、 bはinf(a_1i)の極限であってa_1iの極限ではないので、 「左辺の極限が右辺になるものが取れる」とかは言えないと思います。 一つ目を決めて残りが最大になるようにとる。 一つ目は有限通り考えればいいので最大はある。 任意の正の実数rと自然数nについて、 有限自然数列a_1〜a_nが a_1≦a_2≦…≦a_n,1/a_1+1/a_2+…+1/a_n < r かつ a_n = 1または1/a_1+1/a_2+…+1/(a_n - 1) ≧ r を満たすとき、その数列a_1〜a_nを極大解と呼ぶものとする。 (極大解は、a_nのみの変更でfをよりrに近づけることができないような例とも言える) そのとき、極大解が有限個しか存在しないことを示せば、fの最大値の存在は自明だし、 有限個しかないこともほぼ自明。 a1≦a2≦…≦an とすると、a1≧n+1 のときは、f≦n/a1≦n/(n+1) <1 となるから、a1は、2≦a1≦n+1 についてのみ調べればよい。 a1を固定すれば、同様にしてa2も有限個について調べればよく、結局、a1〜an有限個の組み合わせだけ調べればよいことになるから、最大値は存在する。 欲張り法で求めた解が最大値かどうかは、自明ではないが、証明方法は分からない。 >>664 1つ目の指摘は確かにその通りだった。サンクス 上限を新たにRとおけばここは解決しそうだな 二つ目だけど、 {a_ki}のうち a_1i=b を満たすiだけ取り出して並べた数列を{b_ki}としたら解決すると思う >>668 「a_1i=b を満たすi」が無限に存在する保証はないし、 「liminf(a_1i) が存在するのでこれを b とおく」という設定をやめて 無限に存在するa_1iを1つ選んでbとすることにしても、そんなものが存在する保証はないし、 そもそも、 >1/b_2i + … + 1/b_ni < r - 1/b >かつ左辺の極限が右辺になるものが取れる ことと、 1/b_2i + … + 1/b_niの最大値が存在しないことは無関係 (必要条件であっても十分条件ではない) なので、矛盾なんか導けない。 >>669 そうか? a_1i≦a_2i≦…となるように定めてるから、 もし a_1i がliminfを持たない(つまりlim(a_1i)=∞)とすると、 1/a_1i + 1/a_2i + … + 1/a_ni ≦1/a_1i + 1/a_1i + … + 1/a_1i =n/a_1i が、i→∞で0に飛んでくことになっておかしい。 二つ目も、必要条件だけで大丈夫じゃないかな 実際、前者から後者が導けるわけだし、そこでn=mの仮定と矛盾が生じる >>669 まず先に謝っとくと、「矛盾なんか導けない」ってことはないですね。>>668 の後半は間違い。 bとなるa_1iが無限に存在するなら、r - 1/bより小さい範囲での最大値が存在しないと言えるから、 矛盾は導けますね。すみません。 で、前半の話だが、 >a_1i がliminfを持たない ということを言っているのではなく、a_1iの最小値が存在し、なおかつそれが有限回数しか出現しない 可能性があるという話をしてます。だから、b=liminfa_1iとすると、無限列が作れない場合がある。 で、a_1iのうち無限に出現するものが存在することは、{a_ki}_iが無限列であるということと a_1iのとりうる値の範囲の制約(R-fが0に収束するという仮定なので、それがある値以下になる時を考える) から言えるので、そのa_1iをbとすれば、めでたく矛盾は導ける。 (が、そのa_1iのとりうる値の範囲の制約についての議論をした時点で、>>666 >>667 あたりの議論が できてしまうので…) シルベスター数列とか、カーティスの定理とかでググってみると… 証明はされてるけど難しいもののようですな。 当方ギブアップ 有名な難問だったのか。知らんかったわ。 ならば解くのは無理だね。 調べてみたらオイラーが解いてるってオチじゃないよね? 芸風が違うものね。 カーティスさんの記事はここで閲覧できる http://www.jstor.org/stable/2299023?seq=1#page_scan_tab_contents この記事に先行して、一般化した問題を日本のTakenouchiという人物が発表してたみたいな話が 記事の最後に書いてある。まだちゃんと読んでないけど。 【アリクイはアリを食べる アリクイをアリも食べる 千万年そうしてきた♪♪】 さて、問題です。アリとアリクイは互いに捕食しあっています。それぞれ個体数をx、yとする。時刻tとし、それぞれの個体数の変化を次の方程式でモデル化した。 dx/dt=2x-y dy/dt=2y-x 時刻0においてx=200,y=100の場合、一方の個体が0となる最初の時刻を計算せよ。 水木一郎によると、アリクイは死んだら食われるそうだから、 dy/dt=2y-x の -x は違うような気がするけどな。 dy/dt=2y(t)-y(t-1) とか? >>679 を解いてみると、 x = f(t)x0 + g(t)y0, y = g(t)x0 + f(t)y0, f(t) = {e^t + e^(3t)}/2, g(t) = {e^t - e^(3t)}/2. なので、先に 0 になるのは y で そのとき t = (1/2)log((x0+y0)/(x0-y0)). x0 = 200, y0 = 100 ならば、t = log√3. >>679 z=x+y dz/dt=z log(z)=t+C z=Ce^t z(0)=300 z=300e^t dx/dt=3x-300e^t x=ue^(3t) dx/dt-3x=e^(3t)du/dt du/dt=-300e^(-2t) u=150e^(-2t)+C1 x=150e^t+C1e^(3t) x(0)=200 y(0)=100 x=50e^t(e^(2t)+3) y=50e^t(-e^(2t)+3) ロトカ・ヴォルテラの方程式みたいだな 数理生物学の nを自然数とする。以下のすべての条件を満たす自然数の組(a1,a2,・・・,an,b1,b2・・・,bn)の個数を求めよ。 •n≧a1≧a2≧・・・≧an≧1 •n≧b1≧b2≧・・・≧bn≧1 •a1≧b1,a2≧b2,・・・,an≧bn •a1≠1,a2≠2,・・・,an≠n •b1≠1,b2≠2,・・・,bn≠n n 次元ユークリッド空間 Rn の 2 点 A = (a1, a2, . . . , an) と B = (b1, b2, . . . , bn) の距離はd(A,B)=√{(a1 −b1)^2 +(a2 −b2)^2 +···+(an −bn)^2} で定義されている.次の条件を満たす n(n + 1) 個の点からなる Rn の部分集合 S が存在することを示せ. (条件) S の任意の異なる 2 点間の距離は 1 または √2 である. >>684 自然数の組a=(a_1,…,a_n), b=(b_1,…,b_n)に対して a_1≧b_1,a_2≧b_2,・・・,a_n≧b_nが成り立つことをa≫bと書く n=2のとき ・(2,1)≫(2,1) のみ n=3のとき ・(3,3,2)≫(3,3,1) ・(3,3,2)≫(3,1,1) ・(3,3,1)≫(3,1,1) ・(3,1,1)≫(2,1,1) の4組 >>686 正解だと思います。ちなみに近大数学コンテストの昨年の問題です いや、間違えてたw n=3のとき (3,3,2), (3,3,1), (3,1,1), (2,1,1) が>>684 の一つ目のaに対する条件を満たしてるから bのとり方を考えたら全部で10通りだ >>684 (2n-1)!(2n-2)! / (n+1)!n!(n-1)!(n-2)! かな? >>685 n=2ですでに無理なのだが… 何か問題を読み違えてるのかな n=2のとき、Sの要素のうちある2点P1,P2の距離が1だとすると、 他のSの候補となりうる点は8つしかない。 (P1,P2と組み合わせて、3辺が(1,1,1)(1,1,√2)(1,√2,√2)の三角形を作る点) その8点のうち、同時にSに含まれうるのは、最大でも2点しかないので、 Sの要素の数は高々4個。(正方形を形成する) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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