大同生命「あさが来た」効果に期待 知名度徐々に向上 営業現場で好感触

産経新聞 11月12日(木)23時48分配信

「あさが来た」効果に期待−。
大同生命保険の永田光宏取締役は12日の決算会見で、
放映中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」の影響について、「大同生命の知名度が上がってきた」と営業現場での好感触を明らかにした。

ヒロインのモデルは創業者の一人で日本女子大の創設に尽力した実業家、広岡浅子。

社名が直接登場するわけではないが、「営業先で『(広岡浅子が創業したのは)大同生命さんなんですね』といわれるようになった」とか。

永田取締役は「ただ、朝ドラ効果で契約に結びつくわけではなく、(経営者向け保険など)中小企業経営者を守るという使命をしっかり果たす」と気を引き締めた。

NHK連続テレビ小説では昨年、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝をモデルにした「マッサン」の影響で、同社の一部商品は生産が追いつかないほど売れた。