デリヘルってのも一回は呼んでみたいものだな。休刊日の昨日は風俗情報サイトを眺めながら夢と股間を膨らませていた。
鬱屈した毎日だから気晴らしもしたいし、せっかくの月一休みなんだから楽しまないと損という強迫観念があってな。
ソープ屋さんのある県都まで行く時間も気力もない。地元にソープ屋さんは一軒もないがデリヘルの業者はそこそこの数あった。

料金例を計算すると、基本料(60分):12000円+指名料:1000円+交通費(最安):1000円〜+ホテル代(最安):3000円〜
地域最安値のホテルは2時間までのコースで3000〜4000円だった。嬢が来る前には入室していないといけないので無論2時間コースになる。
最安でも合計で17000円になる。オプションでプレイ内容を追加すれば18000円以上になる。
基本料と指名料だけなら出せない金額ではないが、交通費やホテル代もかかるとなると割高感がある。1万8千円は6日分の給料だ。

どの費目をケチればいいのか。渡部さんみたいに公園の多目的トイレ(意味深)にでも呼び出せればホテル代が浮くが白昼堂々は難しいだろう。
しかし出張で異郷の地に来た勤め人は別として、地元にいながらわざわざ嬢の交通費を払って自分がホテルまで足を運ぶのも奇妙な構図だ。
デリヘルはよくデリバリーピザに例えられる。宅配料を払ってデリバリーピザをわざわざ自宅以外の場所に届けさせる客がいるだろうか。

いっそ実家に呼んでしまおうか。一階にはジジイがいるし二階にはママンが暮らしている。敷地内に趣味やデリヘル遊びに使える小屋があると便利なのだが。
30を目前にした立派な28歳児である。実家に堂々と派遣型風俗を呼んでも別におかしくはないのではないか。交際中の彼女を連れ込むのと大差ない(彼女いないけど)。
プレイ後に嬢の肩に手を回しながら「母さん紹介するよ。これがデリヘル嬢のゆなさん。俺、男になったよ」と報告するのも立派な親孝行だろう。

実は俺 成人式に出席してないんだよ。陰鬱な青春時代だったからね、陽の当たる側にいる同級生の晴れの催しに出席できるはずがない。
だから実家デリヘルは「二分の三成人式」なんだよ。20歳×3/2で30歳。よく10歳の小学生が学校で「二分の一成人式」と称して両親に感謝や将来の夢を伝える企画がある。
逆に父親に対しては「俺はお前と違って風俗で遊ぶ金銭的余裕があるぞ」「お前のように結婚で人生を棒に振るなどという愚かしい過ちは犯さない。
お前の二の舞は決して踏まないし俺はお前を超えた」という勝利宣言にもなるんだよ。これが俺の父親に対する復讐だ。

そして追加したいオプションがある。例えばごっくん(3000円)とかイラマチオ(2000円)とかコスプレ(制服やスク水、1000円)だ。
欲望の赴くままにプレイをトッピングしていったら二万円を超えてしまう。すき家や吉野家ならそうでもないが風俗は高くつく。
なお基本プレイは:濃厚接吻(ディープキスのこと)、潤滑液遊び(ローションプレイ)、生竿舐め(生フェラ)、六十九の型(69)、
全身接吻、素股、指入れ、乳擦り(パイズリ)、仮装(コスプレ)、時間内連射、玉舐め…とのことである。

特に嬢にやらせたいのが「ごっくん」だ。以前にも述べたが俺様は大量ごっくん系のポルノ動画が大好きでよく鑑賞する。
いいかい?射精ってのは相手の女の子が好きだからこそ可能な性的生理反応なんだ。デブスで射精できるか?(いや、できないだろう)
つまり精液というのは相手を想う“好きのキモチ”がたくさん詰まってる産物なんだ。精子の一匹一匹に想いを託して精子は子宮への長旅に出るのさ。
それを女の子にごっくんしてもらいたいのは自然な欲求だろう。俺の数億匹の子種たちはいつもティッシュに吸い込ませてゴミ箱やボットン便所逝き。
飲み物ではない、考えようによっては排泄物である精液をごっくんしてもらえると好意が受け入れられたのだと満ち足りて男冥利に尽きる瞬間である。
飲み込む際の苦悶の(もしくは恍惚の)表情がたまらない。やがて精液は女の子の胃や腸から吸収され全身を駆け巡り血となり肉となってその子の体を形作ることだろう。

そうこう思案しているうちに尿が溜まってきたので用を足したら尿意とともに性欲も解消されスッキリしてしまった。
おそらく膀胱に尿が溜まってくると膀胱の下に位置する前立腺が圧迫されてムラムラと性欲を感じるのではないか。
数万単位の風俗代が浮いた。一瞬の快楽のために数万円も出すのは堅実ではない。食事や他の安上がりな娯楽に使ったほうが有意義だろう。

デリヘル呼んだらええやん。