君の妄想はそう簡単にはなくならんか。
まあそれでなきゃ妄想とは言わんからなあ。
普通の妄想は決定的な証拠が目の前にいくら現れようとも決して変わらない。
逆に言うと決定的な証拠を幾ら出しても変化しなければそれは妄想かも知れない。

もちろん証拠と思われるものを出してる側が妄想の世界にいることもありうるけどね。
その辺は「悪魔の証明」が絡んでややこしくなるわけだが、ある事象があると言っている側が証拠を出せばとりあえずその件の話は終わる。
問題は本当に証拠となりうることなのかだ。

君の場合はPC等へのウイルス感染そのものは本当にあったと思えるが犯人が君の考える通りの人とは限らないし、そうだとしてもその一つの事象を以てして持つ者が持たざる者から奪うというような一般化はできない。
実際に犯罪は持たざる者がやる方が多いと思うしな。まあ持つ者がやった場合は被害総額や社会的影響が大きくなるのが普通なのでバランス取れてるのかも知れない。

能力が奪われたというのは方法からして非科学的なので根っからの妄想だ。君の能力は少なくとも君の考える原因によっては奪われていない。