数学が現実を表さない事は算数レベルで既に直感的にわからなければおかしいことだ。

例えばリンゴが1個2個などと数える。しかしどのリンゴを見ても似てはいるが同じではない。色合いも形も味も違う。
人間は脳内でこれを同じものという扱いにするから数える事が可能になる。それからようやっと数学が使えるようになる。

ちなみにコンピュータは単純な映像データの比較では同じと判別できないので複雑なプログラムを作ってようやっと同じものと判別して数える事が可能になる。
現実世界はデジタル的ではないのでかなり面倒だ。そしてデジタル的に扱えるようにしてようやっと数学的に扱える状態になる。
それまではなんだか判別できないので足すことも引くこともできない。