人生は、総幸福量を最大化するゲームなんかじゃない。
運が悪い人間だって、たまには至福を感じることがあるはずだ

そんなたいしたことではない、飯がうまかったり、観た映画が素晴らしかったり
それで十分に人は生きていくことができる。

細やかな喜びから目をそらし、ひたすら匿名掲示板に「全運」と
書き続ける以外にやることのない人間こそ、不運の塊だといえよう。

しかし、それは彼が望んだことなのだ。