どこの大学を出ても、本来コンプレックスなんて生じないはずなんだよ。
例えば一流大学として東大を例に出そう。
1・努力をしなくても東大に入れる頭の良い奴がいる。それは少数で、この問題は論外。1割程度しかいないから
2・物凄く努力をして東大に入る。こういう奴らは努力を継続し続けるという能力がある奴。東大生の9割がこれ。

さて、この2の問題を皆んなは知らないんだよ。東大というブランドで頭が良い人達とバイアスを持っている。
文1から東大法学部、そして国1受かって財務官僚になる奴や
理IIIから医学部へ行き学級、シンクタンクの研究医になる奴、ばかりが取りざたされるが
これも、東大生のほんの少数。理IIから厚生労働省へ行く奴もいるが
例えば文IIIから社会へ出るときに、どれほどの企業が彼らを受け入れるか知ってるか?
日立、三菱、全日空、ゼネコンに落ちる奴なんてごまんといる。
しょうがないので院生になってチャンスを待つ、社会人浪人の東大生が
どれほど多いか知らないだろ?
極端かも知れないが、弱小企業のIR広報になったり、予備校の講師になる奴だっている。
特に文学部哲学科を出た奴なんかコンビニやファミレスで働いている奴もいる。

みんな、こういう事を知らないから、大学の名前で優劣を決めてしまって
コンプレクスを持ってしまうんだよ。
でも、東大生の凄い所は、どんな場所に行っても、そこが自分を輝かせる場所だと
前向きに生きるマインドセットを持っている奴らばかりだ。ここを見ろ。

以前、日立グループ傘下のITソリューション系の職場で、英単語ボキャビルがはやった事があった
二流、三流と言われる大学を卒業した奴らだ。彼らは私に言った。
「彼は東大出てるのに、この英単語の意味も知らなかったですよwうちらの方が今は上ですよねw」
そこで、私は部下を叱った

彼は今目の前にある仕事に熱心に働いている。その仕事の視座と知見を深める姿勢は
賞賛にあたいする。
君たちの失敗は、いつまでも大学の名前にコンプレックスを持ち
君たち今やるべき仕事・勉強から逃げる口実ばかり探しているところだ!

ちょっと、言い過ぎたが。部下は本質を最後には理解してくれた。
これは二流、三流と呼ばれる大卒でも同じである。
自分の大学出自から、自分自身を輝かせる自己実現の場を探すことは出来るはずだ。
頭の良さや学歴はしょうがない部分もあるが
誰もが、自分自身が自分自身である事を熟知し、腹を据えて
自分が出来る最高の仕事をしている奴は、誰もバカにしない。
その時、学歴コンプレックスなんか屁のツッパリにもならない事が、土手っ腹から理解できる。